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低血糖症状のフェレットに!ダックスープの作り方【レシピ】

こんにちは、しがないフェレット飼いです!

我が家のフェレットちゃんは今年で8歳とフェレットでいうと高齢になりました。

インスリノーマ副腎腫瘍の持病を持ちながらもなんとか頑張って元気に毎日過ごしています。
この病気、高齢になったフェレットさんに多い病気。悩んでいる飼い主さんもたくさんいるのではないかと思います。

今回は低血糖症状を起こしやすいフェレットにおすすめなダックスープという食事についてご紹介します。

目次

フェレット用ダックスープとは

ダックスープはアメリカの飼育経験が豊富な人たちによって考案されたフェレット用の療養食です。

高カロリーで栄養価が高く、食欲不振時などフードを食べてくれない時に与えます。

獣医師の処方や市販されてはおらず、飼い主さん自身で手作りして与えるのが一般的です。

栄養補助食ですが、実際に獣医師さんに指導を受けて与えることをおすすめします。

こんなフェレットさんにダックスープはおすすめ

  1. 食欲がない
  2. 高齢で食べる量が減った
  3. 体重が減った
  4. 低血糖症状で自力で食べられない
  5. 嘔吐・下痢をしている

ダックスープは液体状の流動食なので食欲がないときでも食べさせることができます。

高齢のフェレットは食事の量や回数が減りがちです。低血糖症になりやすいフェレットは、食事の回数を増やすなどして血糖値を安定させる必要があります。

レシピに使われるアイソカル乳糖を含んでいない(お腹を壊しにくい)ので嘔吐や下痢をしているフェレットにも安心して与えられます

フェレット用ダックスープのレシピと保存方法

実際に2年間与えてきた簡単なダックスープのレシピです。

材料

フェレット用ダックスープ (1日2〜3食 一週間分)

  • フェレットドライフード(普段与えているものでOK) 100g
  • ネスカフェ アイソカルプラス 1個(200ml
  • 水 200ml
  • フードふやかし用 お湯100ml

おすすめアレンジ

美味しく食べてもらう・・・バナナ1本を潰して入れる
低血糖症状の改善・・・与えるときにフェレットバイトをティースプーン1/2混ぜる

アイソカルプラスについて

乳糖を含まない高カロリー栄養補助食です。自力で食事が困難な重症のときにはアイソカルプラスをそのまま与えることもできます。保存料不使用で開封後あまり日持ちしません。できあがったダックスープ冷凍保存して与えるときに人肌に温めます。

アイソカルプラスの購入方法と値段

アイソカルプラスは楽天市場やyahoo!ショッピング、amazonで購入ができます。

値段…約380円/本

楽天市場のネスカフェショップで20本入5,340円で購入が最安値になります。(1本あたり267円)
さらに、楽天DEAL対象期間中だと20%のポイント(1,680ポイント)がついてお得に購入できます

作り方

①フェレットドライフードをふやかし用のお湯を加えてフードを柔らかくする。

②ふやかしたフードをミキサーなどにいれて液状にする。
(ミキサーがなければジップロックなどの袋に入れてよく揉みながらフードの形状がないくらいに潰す)

③アイソカルプラス1本(200ml)を加えてよく混ぜ合わせる。

保存の方法

上記のレシピで約1日2食・一週間分が作れます。
すぐに使う分以外は一食分にわけて冷凍保存し、与えるときに人肌に温めます。
(電子レンジで数十秒チンする。)

おすすめの冷凍保存方法

①ジップロックなどにいれて厚さ1cmほどにのばして冷凍する

②電子レンジの解答機能を使って、包丁で切れるくらいに解凍する

③一食分にカットしてジップロックやタッパーにいれて保存する。

他にも製氷機に入れて1個分が1食として冷凍保存もできます。

フェレット用ダックスープの与え方

できあがったダックスープは冷凍しておいて、与えるときに人肌に解凍して与えます。

1食分をレンジで温めます(500W 30秒ほど、温めすぎに注意)

低血糖症状のフェレットにはフェレットバイトをティースプーン1/2ほど混ぜて与えると血糖値上昇を助けます。

自力で食べられないフェレットにはシリンジ(注射器型の補給機)を使用して奥歯の隙間からダックスープを注入してあげます。

低血糖症状のフェレットにダックスープ2ヶ月与え続けた結果

獣医師の先生から低血糖症状の改善と体重増加のためにダックスープ療法をすすめられました。

実際2ヶ月与えた結果として以下に効果がありました。

・血糖値上昇 

・体重増加

・脱毛改善(?)

血糖値・・・GLU(グルコース値) 30mg/dl → 55mg/dl

※基準値が85~207mg/dlなので依然低い状態ではあるが改善しました。 

体重増加・・・0.5kg → 0.65Kg (150g増量!)

脱毛改善・・・腰〜尻尾まで丸ハゲ→解消してふさふさに

与えているお薬(ステロイド)の影響もあってか、背骨から腰、尻尾にかえて毛がほとんどない状態でしたが、2ヶ月で全身の毛が生えてきて脱毛が解消されました。

ダックスープに育毛の効果はないのですが、かかりつけ獣医師の先生によると、

体重が増加している=栄養が足りている=毛を生やす栄養につながった

と考えられるということです。

脱毛改善は期待はしていなかったのでとても結果としては良かったです。

フェレット用のダックスープを与える注意点

  • 与えすぎるとふつうのフードを食べなくなる可能性がある
  • 体重増加が激しいので獣医師の先生に相談をすること

我が家では一切ふつうのフードを食べなくなってしまいました…

健康なフェレットには療養が落ち着いたら通常のフードに戻すことをおすすめします。

また、与え続けると目に見えて体重増加があります。健康なフェレットだと肥満の原因になる可能性があるので、与えつづける場合は獣医師の原因先生に相談をおすすめします。

結論:フェレット用ダックスープは体重増加・療養に大きく効果あった

低血糖症状でたまに発作が出ていたフェレットちゃん。

獣医さんからはいつ状態が悪化して急逝してしまう可能性も大いにあると言われていました。

低血糖症で起きても力が入らず、フードを喉につまらせることも多く、食べたいけど食べるのがしんどそうな様子でした。

獣医の先生から助言していただいて、ダックスープを食べさせること2ヶ月。

幸い状態も安定し、苦しそうなことはあまりなくなったので我が家のフェレットちゃんには効果的だったと思います。

愛するフェレットのために、ダックスープは療養の補助としてご参考ください。

▼高齢フェレットの介護の様子

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