こんにちは、しがないフェレット飼いのゆきちです!
こっちは低血糖症状で副腎腫瘍と肝臓を悪くして病院通いしている7歳のフェレットさん!
満身創痍よ
この子は7歳の高齢フェレットさんなのですが、フェレットは高齢になるほど持病をかかえる子は少なくありません。
我が家のフェレットさんも具合を悪くして通院をはじめてからちょうど1年が経ちました。
フェレットさんの通院費って高いんですよね。
我が家のフェレットさんは保険未加入なのですがペット保険に入っていたほうがよかったのか計算してみました。
結論:わが家はペット保険に加入しないほうが安かった
結論から先に申しますと、わが家の場合フェレットさんは保険加入していなかったほうが安かったです。
その理由としては、
以上3点がポイントになっています。
それでは、計算した内容を詳しく解説していきます。
フェレットのペット保険はお得なのか計算してみた
試算条件
我が家のフェレットさんの通院記録をもとに試算します。
フェレットのペット保険の種類は?
フェレットに対応しているペット保険は実質2種類しかありません。
- アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ 70%プラン」
- SBIプリズム少額短期保険「プリズムコール」
より手厚いフェレットのペット保険はアニコム損保(通院・手術補償70%※上限有)です。
SBIプリズム少額短期保険は一番手厚いグリーンプランで通院保証が5,000円/日上限なので定期的に通院が必要になるフェレットさんの保険にはちょっと不十分な気がします。
今回は通院・手術も補償が70%でるアニコム損保のペット保険で計算します。
フェレットのペット保険は3歳11ヶ月までしか入れない
一般的にフェレットは5歳を超えたあたりでかなりの確率で病気になりやすいです。
実際フェレットさんは90%以上の子が病気になるので高齢になるほど医療費がかかります。
そのためアニコム損保では3歳11か月までと制限されていますので保険加入できる年齢で加入したとして計算しました。
病気発覚〜かかった累計の病院代は?
年月日 | 通院代 | 年月日 | 通院代 |
2020年1月 | 30,250円 | 2020年7月 | 16,609円 |
2020年1月 | 21,560円 | 2020年8月 | 37,950円 |
2020年2月 | 18,260円 | 2020年9月 | 27,500円 |
2020年3月 | 21,447円 | 2020年10月 | 22,550円 |
2020年4月 | 22,549円 | 2020年11月 | 33,000円 |
2020年5月 | 21,513円 | 2020年12月 | 27,500円 |
2020年6月 | 17,600円 | 2021年1月 | 50,400円 |
合計 | 368,688円 |
実際にかかった費用は累計で通院回数は14回、通院代は約37万円になりました。
通院が始まったときにある程度の負担は覚悟していましたが、累計すると高額ですね。
もしフェレットのペット保険に入っていたら?
ペット保険料の累計支払額
ぎりぎり加入できる3歳11か月から加入したとして、4年分の保険料は総額497,880円です。
(4歳〜7歳まで年払いの金額の累計 保険料については基本保険料表を参照)
保険料は年齢が上がれば料金もあがるので、保険料だけで4年間で50万円にもなります。思ったより高い!
ペット保険に入っていない場合と入った場合の支払総額の比較
ペット保険に入っていなかった場合の支払総額
ワクチン・定期健診等:80,000円 (4年間×20,000円)
病気後の通院費:370,000円
累計支払総額合計 約450,000円
ペット保険に入った場合の支払総額
保険料支払額:500,000円
ワクチン・定期検診等:24,000円(70%補償)
病気後の通院費:188,000円(70%補償/1日上限14,000円)
累計支払総額合計 約712,000円
ペット保険に入ったほうが現時点では30万以上も負担が多くなっています。
ペット保険に入らないほうが安かった理由
理由としては以下の点があげられます。
ペット保険に入らないほうが安かった理由
フェレットは病気になりやすく、病気の併発もよくあるので、通院費は他のペットに比べると高額になる傾向があります。
そのため、保険料自体が割高なうえに1回の支払い上限額が14,000円までなので上限を超えることが多々あると思います。
1回の支払いのあたり20,000円が超えたら超過分の手出の金額が多くなり、結果として負担額が増えてしまいます。
また、保険料が据え置きではなく年齢があがるごとに料金が高くなるので保険には加入せずにその分貯金してあげてたほうが良いと思いました。
年齢 | 保険料(年払い) |
4歳 | 84,890円 |
5歳 | 103,960円 |
6歳 | 118,820円 |
7歳 | 130,810円 |
7歳時点で1か月あたりの保険料は11,990円にもなります。
我が家では現在定期通院1か月1回の代金が約3万円を支払っています。
もし保険に加入していても支払い上限で補償額は14,000円までです。
結局16,000円の手出しと保険料と合わせて1回あたりの負担額は27,990円となり、保険未加入場合と2,000円しか実質負担額は変わりません。
ただ、我が家のフェレットさんの場合、病気になったのが比較的に遅かったので4歳〜6歳までの期間は保険の補償があまり必要ありませんでした。
フェレットが若いうちは保険料が安いので、若いうちに病気になって継続的な治療が必要になった場合の備えに入っておく価値はあるかなと思います。
まとめ フェレットのペット保険に関して
以上、実際に1年間以上通院を続けるフェレット飼いのペット保険についての見解でした。
私の場合は必要ないかな…と判断しましたが、ペット保険に入っていることで病院に行く習慣や早期発見につながるので一概に保険には入ったら損だ!とは思いません。
本当に必要かどうか、フェレットさんのために考える参考になればと思います。
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